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ロボ人間『叡智』

あらすじ

高校生で、天才科学者の一人娘の庵(いおり)は、ある悩みを持っていた。
母親の居ない今、血を受け継いでいくべきは自分であるのに、結婚なんてありえない。
庵は、カナリの男嫌いだったのだ。
父親は別だが、男なんて近くに居るだけで吐き気がする。
話しかけられると倒れてしまいそうだ。
結婚という事以前に、ものすごい問題を抱えていた。
しかし庵は父の血を絶やす事は恥だと思っている。
現に、これだけ男嫌いなのに、高校も共学へ進んだのだ。少しでも好きになれるかと思い…。
だが、どうやっても克服出来ない壁がそこにはあるのだった。

そこで、父親ゆずりの天才肌で、庵は良いことを思いついたのだった。
「男のロボットを作ろう。そして少しでも慣れなければ先はない」
そうして庵は、男の人造人間を造ることにしたのだった。
もちろん作りは全く本物の男と同じ。完璧に作り上げた。
しかし、完成してみると、それはなんとも妙な性格に出来上がってしまったのだ。
「男好きのロボット」

どうやら、庵が「男が好きになりますように」と言う願いをこのロボットに込めすぎたのが
原因であろう…。
しかし、不思議と庵はこのロボットには嫌悪感を抱かなかった。
そこで庵は自分と同じ学校へこの「叡智(えいち)」(と名付けた)を入学させ、生活を共にすることにした。

同じクラスには景(かげ)という男のこがいた。
実は景は庵にずっと片思いをしているのだが…。
何せ庵は男嫌いなため、話しかけようとすればスゴイ勢いで逃げられたりしていた。
そこへある日転校してきた叡智。
男好きの叡智は、なんと景に一目ぼれしてしまう!
庵と叡智と景を囲んで、なんとも妙な三角関係が生まれるのだが…
果たして庵の男嫌いは直るのだろうか…?