オリジナル作品・ネタ

無題1

SBG

優秀なスパイを育てている専門の学校がある。
それはSBGという所だ。
SBGとは、Spy Boys (By) Girlsという、取って付けたような強引な名前の略…;
つまり、敵がもっとも油断しやすい女の姿でスパイをする男達を育てる学校なのだ。
もっとも、そのままの男の姿でのスパイも育てているが…。
とにかくこの学校には男しかいないのだ。

主人公の天羅(てんら)は、最近事故で家族を皆失い、ある家に養子として入った。
その家庭には家業を継ぐための男子が産まれなかったため、天羅を跡継ぎにしようとした。
しかし、その家こそが、このSBGを作った張本人の家だったのだ。
天羅は断る事も出来ずに、その学校へと入学する事になってしまった。

ストーリーは丁度学校の入学式から始まる。
この学校は完全寮生活で、二人一部屋で暮らすことになっている。

天羅の友人となるのは、入学早々声を掛けてきた大希(だいき)と、
同じ寮の部屋に入る事になったサトヤ。
大希はと言うと、「可愛い女の子が沢山いるから学校に入ってみたら男だらけだった!」
という何とも笑える入学動機であり、
サトヤは、見るからに男とは思えない外見で、同室になってしまった天羅には、かなり
困った状況になるのだ。

また、この学校では生徒会が大きな力を持っており、特に生徒会長は校長のような役割を果たす。
その生徒会に入れるのは、生徒の中でもかなりの美形でないと入れない…。
生徒会長は秋斗(あきと)と言う人物で、サトヤはその後生徒会に入ることになる。

授業が始まると、まず初めに生徒達がどの方向に適しているかを見極めるテストがある。
それは、そのまま男の姿でスパイをした方が良いのか、女装でスパイをするのか、
両方ともこなせる能力があるのか、その3種類に分ける為だ。
天羅は両方こなす道へ選ばれ、サトヤは女装、大希は男の姿で、と言う方向になった。

テスト中には、カナリ口の悪い男、練(れん)と言う男も出てくるのだが、
その後じつは「天羅ちゃんファンクラブ」という何とも怪しいクラブに入っている事が判明する。
天羅は女装してもそれほど美人と言うほどでも無いのだが、入学当初から天羅の女装姿に
惚れてしまった人達がいつのまにか作ったファンクラブらしい…。
また天羅は、この学校が男しかいない事も忘れ、食堂への道を尋ねてきた謎の美少女(?)に
一目ぼれしてしまう。

そうして…ドタバタなスパイ養成の日々が始まるのだった…。